英国のリシ・スナック首相、ベン・ウォレス氏辞任を受けて新たな国防長官を任命

著者: ダニカ・キルカ、AP通信

投稿日: 2023 年 8 月 31 日 / 午前 5:54 EDT

更新日: 2023 年 8 月 31 日 / 午前 5:57 EDT

ロンドン（AP通信）－リシ・スナック英国首相の最も忠実な閣僚の一人であるグラント・シャップス氏は、来年行われると予想される総選挙に先立ってスナック首相が内閣改造を開始したことを受け、木曜日に英国国防長官に任命された。

この動きは、ベン・ウォレス氏が先月の約束を守り、その日の早い時間に正式に辞任を提出した後に行われた。 ウォレス氏は4年間国防長官を務め、ウクライナ戦争に対する英国の軍事対応を監督した。

シャップス氏は昨年の保守党党首兼首相就任を目指した運動中にスナク氏を支援し、2019年から閣僚を務めており、最近ではエネルギー安全保障省とネット・ゼロ担当の国務長官を務めている。

ウォレスは辞任届を利用して、長らく彼の最大の課題であった軍への資金の増額を求めた。

ウォレス氏はスナック氏に宛てた書簡の中で、「今後10年間で世界はさらに不安と不安定になるだろうと本気で信じている」と述べた。 「私たちは二人とも、今が投資の時期であるという信念を共有しています。 軍隊に入隊して以来、私は祖国のために献身的に尽くしてきました。 しかし、その献身は私と私の家族にとって個人的な犠牲となります。」

シャップス氏は天才的なコミュニケーターとして知られており、痛ましい総選挙戦を前にその重要な特質が発揮される。 しかし彼には、ウクライナで進行中の紛争が複雑化している、困難で複雑な防衛の世界の経験はない。

シャップス氏は「@DefenceHQで働くことになり、我が国の安全を守る勇敢な軍隊の隊員たちと働くことを楽しみにしている」と述べ、「ウクライナとの戦いにおける英国の支援を継続する」と付け加えた。 （ウラジーミル）プーチン大統領の野蛮な侵略だ。」

シャップス氏は先週キエフを訪れ、ロシアの爆撃を受けて修理中の発電所を訪れた。

この訪問は、ウクライナの原子力発電所への燃料供給を支援する政府の行動の一環として請求された。 シャップス氏は、冬の間ウクライナの電力供給を支援し、ロシア供給への依存を終わらせるために１億９２００万ポンド（２億４３００万ドル）の融資保証を約束した。

シャップス氏の後任としてエネルギー長官に就任したのは、2019年に国会議員に選出され、最近では児童・家族・福祉担当大臣を務めたクレア・コウチーニョ氏だ。 目立たない人物であるコウチーニョは、筋金入りのスナク支持者とも考えられている。

ウクライナ戦争による燃料費や光熱費の高騰で生活費の危機が深刻化し、多くの人々に苦しみを与えているため、エネルギーポストは重要な仕事とみなされている。

燃料貧困撲滅連合のコーディネーター、サイモン・フランシス氏は、「新エネルギー長官のメールボックスはすでに、英国の壊れたエネルギーシステムを改革するために下さなければならない重要な決定の重みにうめき声を上げている」と述べた。 「光熱費は依然として記録的な水準にあり、各エネルギー単位のコストは2020/21年の冬に比べて2倍になっており、日次の継続料金も増加しており、顧客は記録的なレベルのエネルギー負債を抱えています。」

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